2012年02月01日

ポイント探しが楽しい『伝える力』


・ベストセラーはダテじゃない
 まず言います。ごめんなさい。
 侮っていました。コミュニケーションの苦手な私にとっては、どうせ耳の痛くなるお説教みたいな話とか、役に立つんだか立たないんだかよく分からないご高説ばかり載っているんだろうと。しかしただの思い込みでした。
  
・つかみとしかけ
 では次に本書各章のタイトルを。このようになっています。
 第1章 「伝える力」を培う
 第2章 相手を惹きつける
 第3章 円滑にコミュニケーションする
 第4章 ビジネス文書を書く
 第5章 文章力をアップさせる
 第6章 分かりやすく伝える
 第7章 この言葉・表現は使わない
 第8章 上質のインプットをする
※目次より引用

 第1章、加えて本書自体のタイトルにもなっている「伝える力」、上の各章から何となく見えてくるものと思います。これはあえて身も蓋もない言い方をしますと「人が面白いと思うことを言って、書いて、人の言うことを面白いと思う力」です。
 本書最大の特徴は、著者本人が身をもって、この「伝える力」をつけた人がどんな人かを語っているところにあります。
 世にあるマニュアル本ではいくらでも「こうすると良い」と言う人がいますが、それを実践してどれだけ良い思いをしているかというのは、本文を読んだだけでは分かりません。表向きに良いことを書いていても、その実書いた本人はまるでなってないという例もあるわけです。このブログのように。(注1)
 その点この本は上手いです。何しろ著者本人が語る「こうすると良い」ポイントを、著者が文中で数多くおさえています。著者がおさえきれないポイントも、他の「伝える力」を持った人たちとかかわった例を出しておさえにかかっています。
 このポイント探しが本当に面白いのです。
 読む人によってはいくらでも見つかると思いますが、ここでは締めに代えて一つだけ。
 本書では「つかみが大事」という話が出てきます。
 本書の「第1章」は、次の問いかけで始まります。
 いきなりですが、質問です。
 あなたは、日銀が何をしているところか、ご存じですか?(p.16)

 
(注1)少し考えたのですが、そもそもあまり良いこと書けてませんでした。精進します。

※追記。注を一つ追加。(同日21時33分)
タグ:読書 感想
posted by ゆーぱち at 20:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほお、面白そうですね。
読んでみようかな。
小説の参考にもなりそう。

妙な「小説の書き方」とかより、
「プレゼンテーション仕事術」とかの
ほうが、イイんですよ(笑)。
Posted by パブ at 2012年04月18日 11:14
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